Worldcup2006

イタリアおめでとう!

イタリアがPK戦5-3でフランスを破って24年ぶり4度目のワールドカップ優勝を決めた。おめでとう!
素晴らしい試合だった。第2ステージでオーストラリアに劇的な勝利をおさめて勝ち上がっていったイタリアだけに、最高に嬉しい。

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ワールドカップにキスして喜ぶ主将カンナバロ
(写真は、YAHOO!のオフィシャル・サイトから)

試合は1対1のまま延長戦へ。そこでとんでもないことが起きた。あのジダンがマテラッツィに頭突き。レッドカードで退場。何があったのかわからないが、ジダンにとって最後となる試合は、なんとも後味の悪い結末となってしまった。
11人と10人の戦いとなったゲームだが、結局120分を戦っても決着が付かずPK戦へ。イタリアが5本全てを決めて勝利を勝ち取った。

例によって、メルボルンのイタリア人街 Lygon Street では、寒い冬の早朝にもかかわらず、2つの巨大スクリーンの前に約8000人のファンが集まり、大歓声をあげ、飛び跳ね、抱き合って、勝利を祝った。

1ヶ月にわたってドイツを舞台に繰り広げられたワールドカップもようやく幕を閉じた。思えば、第2ステージのゲームはほとんど観戦していた。今日からはやっとゆっくりと眠れる。素晴らしいゲームの連続だった。感動を本当にありがとう!

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イタリア決勝進出!

イタリア “Azzurri” が、開催国ドイツを2-0で破って12年ぶりの決勝進出を果たした。
0対0のまま延長戦に突入したゲームは後半になっても両者得点を奪えず、このままではPK戦かと思われた終了1分前、グロッソ Grosso の放ったシュートがゴールネットを揺らした。そしてロスタイムに入った2分後、今度はデル・ピエロ Del Piero が2点目!まさに劇的な勝利だった。

組み合せと試合結果

(その時日本では、北朝鮮のミサイル発射の報道のため、ワールド・カップ中継は急遽教育テレビに変更になっていた。)

そしてオーストラリアでは・・・シドニーやメルボルンのイタリア人地区では、この劇的な勝利を喜ぶサポーター達が路上に繰り出し、街は赤・白・緑のイタリアン・カラーで溢れかえった。

シドニー・リーチハートのノートン・ストリ-ト Norton Street 沿いのバーやカフェでは、何百人ものサポーターが試合の行方を見守っていたが、勝利が決まった瞬間大歓声を上げ、誰彼となく抱き合って、店の外へ飛び出した。群集は、自宅のテレビで観戦していた人々を加えて、あっという間に数百人から数千人に膨れ上がる。発炎筒や花火に火が付けられ、通りはオレンジ色の煙に覆われた。

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メルボルンのイタリア人街、リガン・ストリート Lygon Street 。ここでは、10日前、1万人以上のサッカルーのサポーターが対イタリア戦の「劇的な敗北」に涙したのだったが、今日はその時とはまったく違う様相を見せた。
勝利の瞬間、何百人もの Azzurri のサポーター達がカフェから飛び出して、「イタリア万歳!」を叫び、太鼓を打ち鳴らし、イタリア国旗を振り回す。道路の半分が群集で埋め尽くされ、警察は朝のラッシュアワーに入った交通をストップせざるを得なかった。

(オーストラリアのダウナー外相は、北朝鮮のミサイル発射を強く非難し、これに対する国連のいかなる行動をも支持すると語った。) 

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ひで、“新たな自分”探しの旅へ

7月3日、中田英寿がプロ・サッカー界からの引退を表明した。突然の早すぎる引退。本当に驚いた。
「今回のワールドカップを最後に引退することは、半年前に決めていた」とのこと。
今思えば、6月22日のブラジル戦の敗北の後、ブラジル・チームのユニフォームで顔を覆い仰向けに横たわったまま長い時間ピッチを去らなかった「ひで」の心の中にあったのは、ブラジルに勝てなかった悔しさだけではなく、20年間の自分のサッカー人生へのさまざまな思いだったのだ。

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ブラジル・チームのユニフォームで顔を覆い横たわる中田
Copyright: AFP

95年、山梨・韮崎高校を卒業した「ひで」はJリーグ・ベルマーレ平塚(現湘南)に入団し3年間を過ごした。
ベルマーレは、私が勤務していた企業が母体となっていたチームだっただけに「ひで」への思い入れは人一倍強く、ヨーロッパへ活躍の場を移した後もずっと彼のプレーを見守り続け、声援をおくってきた。

「ひで」はサッカー選手としての実力はもちろん素晴らしいものがあったが、それ以外にもいろんな所で異色の才能を見せてきた。
イタリア移籍後そんなに時間も経っていない時期の記者会見では流暢なイタリア語で現地メディアの質問に応じ、ジョークさえ飛ばして記者団を笑わせた。
ベルマーレ時代のスポンサー「東ハト」では非常勤のCBOを勤めている。
いち早くウェブサイト “nakata.net” を立ち上げ、ファンに直接メッセージを送り続けた。

そして、その “nakata.net” で今回の引退表明がなされたのだった。
「人生とは旅であり、旅とは人生である」と題した “Hide’s Mail” で、彼は「“新たな自分”探しの旅に出たい」と言っている。
どんな旅になるのか。何を見つけて戻ってくるのか。
彼なら、サッカーとは全く関係のないところでも充分に活躍の場を見つけることができると思う。

本当にお疲れ様でした。しばらくはゆっくり休んで、のんびりと旅を楽しんできてください。

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カイザースラウテルンの悲劇

本当に、「ぎゃーーーっ!」と叫んでしまった。

オーストラリア・イタリア戦。0対0で迎えた後半、マテラッティのレッド・カードでイタリアは10人に。イタリアは3人の選手交代枠も使い切り、オーストラリアの絶対的な優勢で試合は進んでいた。しかし、なかなか点が入らない。
ロスタイム3分、これを守りきれば延長戦だ。疲れの増したイタリア。オーストラリアが絶対有利だ。もうちょっとしたら庭に出て一服できるわい・・・と、タバコを取り出しかけたときだった。攻め込んだグロッソに対してニールがペナルティ・エリア内でのまさかのファウル。思わず、「ぎゃーーーっ!」と大声が出て、頭をかかえこんでしまった。
途中出場のトッティが見事にPKを決めて試合終了。
まさに「カイザースラウテルンの悲劇」である。

初の決勝トーナメント進出を果たしたオーストラリアも、残念ながらベスト8はならなかった。
しかし、サッカールーはよく頑張った。心から拍手を送りたい。

組み合せと試合結果

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ベスト16出そろう

決勝トーナメントで対戦するベスト16が出揃った。
23日の予選リーグ最終戦で、前大会ベスト・フォーだった韓国は0対2でスイスに敗れ、フランスがトーゴを破って進出を決めた。この結果、ベスト16は欧州勢が10チームを占め、アジア勢は98年大会以来2大会ぶりに1チームも入ることができなかった。

ほとんどが予想どおりの顔ぶれといってよいが、特筆すべきは、FIFAランキング2位のチェコが姿を消し、初出場のウクライナ、そして2回目32年ぶり出場のオーストラリアが入ったことだろう。

オーストラリアは26日カイザースラウテルンでイタリアと対戦する。ガンバレ、サッカルーズ!

組み合せと試合結果

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そのときメルボルンでは

Fグループ最終戦となったオーストラリア・クロアチア戦を伝えるこんな記事があった。

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23日早朝、メルボルンのオーストラリア・クロアチア協会のホールには、約300人のサポーターが集まった。ほとんどの人が赤と白のクロアチアのチーム・カラーの衣装を身に着けているが、中には黄色と緑のオーストラリアのチーム・カラーのシャツも見える。クロアチアのジャージーの人たちもサッカールーのスカーフを巻いている人が多い。
オーストラリアのナショナル・チームにはクロアチア系オーストラリア人のプレーヤーが多いが、クロアチア・チームにもオーストラリア生まれのクロアチア人がいる。
2対2の引き分けでオーストラリアが決勝トーナメント進出が決まり、クロアチアが敗退となってしまった試合終了後、今の気持ちを聞かれた Julie Milicevic (43) は、「う~ん、嬉しい、でも悲しい。その程度の感動ね。私たちは、あなたたちが思うよりも、うまく感情のバランスが取れているのよ。」
Ms Milicevic の小さな息子は、クロアチアとサッカールーの模様を半々に縫い合わせたスカーフを着けていた。

クロアチアのジャージーを着た Peter Proksa (34) は、父親がクロアチア人で母はウクライナ人。だから、ウクライナのジャージーも持っているという。
彼は、試合を決めたかに見えたクロアチアの2点目のゴールの時には、歓喜の大合唱に加わっていた。
「僕は、自分の人生でも、ワールドカップでも、ずっとクロアチアを応援してきた。そこにはオーストラリアはなかった。」と、彼は言う。
試合終了後、「サッカールーが勝って幸せです。だって、僕はここで生まれ、オーストラリアを愛していますから。でも、クロアチアがだめだったことはやはり悲しいですね。」「我々はクロアチアが勝ち進むことを期待していた。しかし、他のどこかがとなればやはりオーストラリアであって欲しい。ましてやセルビヤなんかよりもね。」とユーゴ・スラビア時代の感情を匂わせる。

Steve Jakicic (31) は試合が終わった後腕組みをしたまま立っていた。彼はクロアチアのジャージーを着ていたが、驚くほど陽気だった。
「僕はクロアチアのカラーを着ているが、オーストラリアが2点目のゴールを決めたとき、今までと違う感動を覚えたんだ。」「自分の先祖やバックグランドには当然誇りを持っているが、オーストラリア人であることにも大きな誇りを感じている。」「オーストラリアのサッカーは素晴らしい。個人的には、次のステージではクロアチアよりもやってくれるんじゃないかなと思う。」

何千人ものファンが集まったフェデレーション・スクエアでも、感情が複雑に入り混じった光景が見られた。
クロアチアのジャンパーとスカーフを着けた Michelle Yugovich は、「悲しいけど、オーストラリアが勝って嬉しいです。素晴らしいゲームでした。徹夜をしてしまいました。仮病の電話を入れようかと思っています。」と笑っていた。

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オーストラリアの決勝トーナメント第1戦はイタリアとの対決となった。オーストラリアにはクロアチア系以上に多くのイタリア系の人々がいる。
オーストラリアは多民族国家である。これからサッカールーが勝ち進んでいけばいくほど、クロアチア戦に見られたようなサポーターの複雑な気持ちのぶつかり合いは繰り返されていくのだろう。

組み合せと試合結果 

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そのときシドニーでは

早朝5時(オーストラリア東部時間)の試合開始だったにもかかわらず、シドニーのサーキュラー・キーの広場に設けられたビッグ・スクリーンの前には、冬の寒い雨空の中、前日の深夜から、いい席を求めてサポーターが集まり始め、キックオフ時には1000人以上に膨れ上がった。

2対2の引き分け、ベスト16進出を決める試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、サポーター達は見知らぬ人同士がだれかれとなく抱き合い、喜びの大歓声を上げる。
興奮して笛を吹き鳴らし太鼓を打ち鳴らしながら街へ繰り出した彼らの列に、近くのパブなどで観戦していた人々が合流して、通りはあっという間に数千人の群集が埋め尽くす大パレードとなった。

ある女性は「57年間シドニーに住んでいるが、こんな光景は見たことがありません」といい、またある人は「クリケットやラグビーではこんなことは絶対に起きなかったね。やはりサッカーは『世界のスポーツ』なんだね」と興奮気味に語っていた。

組み合せと試合結果

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やったねオーストラリア!

Socceroos おめでとう!

オーストラリアが激戦の末クロアチアと2-2で引き分け、Fグループ2位で決勝トーナメント進出を決めた。32年ぶり2回目の出場での快挙だ。
それにしても大変な試合だった。試合開始早々クロアチアのスルナにフリーキックを決められたが、38分にムーアのペナルティ・キックで追いつく。後半、ニコ・コバチのシュートをキーパーのザラクがハンブルして再びリードを許してしまう。日本がブラジルに大きくリードを許し、このままではクロアチアの決勝進出が決まってしまうとはらはらする中、79分キーウェルが同点ゴールを決めてくれた。

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ベスト16に進出したオーストラリアは、6月26日、カイザーシュラウテルンでイタリアと決勝トーナメントの第1戦を戦うことになった。
日本はブラジルに1-4で敗れ、結局今大会1勝も上げることなく終わった。力の差を見せつけられた感じである。残念・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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こんなかわいいお嬢さんが (BBC SPORTS)

組み合せと試合結果 

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どちらを応援する?

Fグループの最終戦の試合開始まで、あと10時間を切った。
日本・ブラジル戦はドルトムントで、オーストラリア・クロアチア戦はシュトゥットガルトで、それぞれ日本時間の早朝4時にキックオフだ。
テレビでは、前者がNHK総合テレビで、後者がBS1でそれぞれ放映されるため、忙しくチャネルを切り替えながら試合の行方を追うことになる。
「日本とオーストラリア、どちらを応援する?」
これは非常に難しい質問になってしまった。
オーストラリア・クロアチア戦でオーストラリアが負ければ、多少なりとも日本の決勝トーナメント進出の可能性は高まるわけだが、オーストラリア大好き人間の私にとって、いくらなんでも「オーストラリア負けてくれ」とは叫ぶわけにはいかない。しかし、オーストラリアが1対0ででもクロアチアに勝ってしまえば、ドルトムントで日本が何点取ろうが残念ながら日本の脱落が決まってしまうのだ。大変複雑な気持ちだが、直接対決でないだけに今回は仕方あるまい。
「もし前半で日本がブラジルに2点以上のリードで勝っていて、オーストラリアがクロアチアに苦戦していたときはどうする?」などと、意地悪な質問をする奴がいる。
まあ、そんなときが本当に訪れることを期待しながら二つの試合を見守っていきたい。 

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よくやったSocceroos!

共に初戦で勝点3を上げ、勝てば決勝トーナメント進出が決まるというオーストラリア・ブラジル戦は、残念ながら0対2でオーストラリアが敗れた。

ブラジルは、ロナウドの動きは相変わらずいまいちだったが、後半若手をを投入するなどでスピードあるサッカーを展開し、ようやくその強豪ぶりを見せた。

オーストラリア東部時間午前2時のキックオフとなったシドニーでは、街じゅうのパブやクラブは、ミュンヘンからのワールドカップ中継を見ようとするファンを収容するために夜通しで店を開き、サーキュラー・キーやベルモア・パーク、サッカー気違いの街ともいわれるライヒャルトなどに設けられた大型・スクリーン・サイトの前には、冬の寒空の下、サポーターたちが結集した。
そして、それぞれの会場では、ウォルツィング・マチルダの大合唱と “Aussie, Aussie, Aussie, Oi, Oi, Oi” の大歓声が90分間途切れることなく響き渡った。
試合後、サポーターたちは口々に「0-2の敗戦はちょっと残念だが、強豪ブラジルにこれだけの試合ができた “Socceroos” はわれわれの誇りだ。」と、チームの健闘に惜しみない拍手を送っていた。

これで、勝ち点を6にしたブラジルは決勝トーナメント進出を決め、勝ち点3のオーストラリアが2位、勝ち点1のクロアチアと日本は得失点差でクロアチアが3位、日本が4位となった。
グループFの最終戦は、日本ーブラジル戦がドルトムントで、クロアチア・オーストラリア戦がシュトゥットガルトで、いずれも日本時間の23日午前4時キックオフで行われる。

オーストラリアがクロアチアに勝てば、オーストラリアは32年ぶり2回目の出場にして決勝トーナメント進出の偉業を達成することになり、たとえ日本がブラジルに勝ったとしても日本のベスト16の夢は消える。
もし日本がブラジルに2点差以上で勝ち、オーストラリアとクロアチアが引き分けた場合はオーストラリアと日本の得失点差の勝負となり、オーストラリアがクロアチアに負けた場合はクロアチアと日本との得失点差の勝負となる。

日本の予選リーグ突破は、まさにミラクルに期待するしかなくなってしまった。 

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