Archive for November, 2007

2007年オーストラリアン・アイドル

11月25日夜、オーストラリアのテレビ、チャンネル10の人気番組「オーストラリアン・アイドル」 ‘Australian Idol’ のフィナーレがシドニー・オペラハウスで開かれ、メルボルン出身のナタリー・ガウチ Natalie Gauci さん(26)が新しいオーストラリアン・アイドルに選ばれた。

Australian Idol
Corbyから祝福のハグを受けるGauci

ガウチさんはニューシングルの「ヒヤー・アイ・アム Here I Am」を含む2曲を披露。観衆から絶大な人気があったマット・コービー Matt Corby さんを破り、優勝した。ワイルドカードのポジションで最終決戦にまで残ったガウチさんにとって、アイドルの栄光までは非常に長い道のりだった。ガウチさんのファーストシングルは25日夜からダウンロードが可能。11月28日より各レコード店で発売される。

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オーストラリア総選挙で労働党勝利、11年ぶりに政権交代

24日に行われた連邦総選挙は、即日開票の結果、ラッド Kevin Rudd 党首率いる最大野党の労働党 Australian Labor Party が下院で150議席中83議席以上を獲得する見通しとなり、約11年ぶりの政権交代を成し遂げた。
世論調査の支持率でリードを奪われていた自由党・国民党連立与党側 Liberal/National Coalition は経済運営の実績などを強調して逆転勝利を目指したものの、同党首の人気を崩すことができずに完敗。ハワード首相自身が議席を失うことも確実視されている。

労働党は昨年12月のラッド党首就任以降、連立与党を上回る支持率を保ってきた。 
ただし、選挙直前の20~22日に行われたオーストラリアン紙による調査で、連立与党の支持率が前回より2ポイント増の43%に上昇したのに対し、労働党は同2ポイント減の44%に低下。シドニー・モーニング・ヘラルド紙とACニールセンによる19~21日の調査では、両陣営の支持率は労働党が同1ポイント増の48%、連立与党が同3ポイント減の40%と水を開けていたとはいえ、接戦との見方も出ていた。
ところがふたを開けてみると、開票率75.6%時点で下院150議席のうち、労働党は過半数の76議席を超える83議席を確保。最終的に87議席に届く可能性もある地滑り的勝利を収めた。連立与党は当選が58議席(自由党48議席、国民党10議席)にとどまっており、最終獲得数は61議席になる見通し。

開票直後から当選確実の議席数でリードしていた労働党は、選挙参謀のホーカー氏が午後8時16分時点で勝利を宣言。新たに第26代の首相に選ばれるラッド党首は午後11時過ぎ、地元ブリスベーンのサンコープ・スタジアム内のダイニングルームに集まった1,000人余りの支持者の前に姿を現した。

Kevin Ludd
The Tally Room at Suncorp Stadium.

ラッド党首は、ハワード首相から電話で祝福を受けたと述べた後、「われわれには立場に大きな違いがあるとはいえ、偉大な国である豪州に強い誇りを抱くという共通点が持つ」とコメント。同首相のこれまでの功績をたたえた。
同党首はその上で、「すべての豪州人のための首相になる」との意向を表明。「すばらしい副党首だったギラード(影の労使関係相)はすばらしい副首相になる」と述べるとともに、スワン影の財務相をはじめとする影の閣僚らの貢献度に言及し、従来の有力議員を中心とする組閣を示唆した。

首相、事実上のお別れスピーチ
一方、ハワード首相はこれに先立ち、同日午後10時半ごろからシドニー市内のホテルでスピーチし、敗北を認めた。

同首相は労働党から政権を奪った時より、豪州が「より誇り高く、より強く、より繁栄した」国になったと主張し、「一国の首相を務めることほど、栄誉ある仕事はない」と発言。「負けた責任をすべて負う」と語るなど、スピーチ自体が「政治家として最後のキャリア」となると認識していたもようで、自身の議席に関し「失う可能性が高い」と話したのに対し、支持者からは悲鳴のような否定の声が上がっていた。これが確定した場合、1929年のスタンリー元首相に続く2人目の現職首相の落選となる。

対照的に沸いたのは、首相の「刺客」としてベネロング選挙区に送り込まれた国営放送ABCの元女性キャスター、マキュー氏(労働党)の集会。当選確実とみられる同氏は勝利宣言こそしなかったものの、「労働党にとって、素敵な夜になった」と満面の笑みを浮かべた。

自由党は、ブラフ家族地域社会相が落選したほか、72年以降政権政党が議席を握るニューサウスウェールズ(NSW)州イーデンモナロ選挙区でも、現職のネアン議員が労働党の大物候補者の1人で陸軍の士官から転身したケリー氏に敗れている。

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QLD南東部の節水制限、遂にレベル6に

相変わらずの水不足が続いているクイーンズランド州南東部では、11月23日から遂に節水制限レベル6が実施された。

レベル6では、家庭では正当な理由がない限り、一日800リットル以上の水を使用することができない。バケツによる水撒きは許可されているが、水消費量が一日1人当たり140リットルの目標値を超えた場合はバケツの使用の禁止も再検討される。
違反した場合は、初犯の場合、450ドルの罰金と庭の水まきの禁止が科せられ、再犯の場合は、1050ドルの罰金と庭の水まきの禁止に加えて30日間の水量制限器の使用が科せられる。
5人以上の家族を持つ世帯は、罰金が免除される。また、健康上特別な理由がある、水を必要とする正当な理由がある自営業、建物や改修計画、土地所有者や借用内容に変更があった場合も免除の対象になる。

一日1人当たり140リットルがどの程度の量なのか? ちなみに東京都の一般的な家庭での水の使用量は、1人当たり約250リットル程度のはずである。

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トースター、840万ドル

「ザ・トースター The Toaster」として知られるシドニー湾沿いの高級マンションの一室が、14日行われたオークションで記録的高値の840万ドルで落札された。

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オークションにかけられたマッコーリー・ストリート Macquarie Street 沿いのマンションは、サ—キュラ・キー Circular Quay を見渡す位置に建っており、落札された7階の一室からはハーバーブ リッジ、オペラハウス、王立植物園を眺めることができる。
同物件の販売を取り扱った不動産会社バロン・アンド・ダウリング Barron and Dowling によれば、190㎡の居住面積を持つこのマンションは、1㎡当たりの価格がシドニーでの過去最高値となる4万4210ドルで売れたという。

14日夜のオークションには約40人が詰めかけ、700万ドルから競り値が付けられた。17件の入札後、匿名希望のクイーンズランド州在住の男性が840万ドルで落札した。

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Upside-Down

月周回衛星「かぐや(SELENE)」から送られてきた「地球の出」や「地球の入り」のハイビジョン動画が公開された。

「地球の入り」は、「かぐや」が月の南極辺りから裏側に廻り込みながら撮影されたものだそうだが、地球の上下が通常とは逆に写っていて、オーストラリアが中央左に、アジア大陸が右下に見える。

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宇宙航空研究開発機構・日本放送協会のプレス・リリースから

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「かぐや」と月・地球の位置関係

これを見て思い出したのが、オーストラリアで土産に買った上下逆さまの世界地図。

downunder.jpg

我々北半球の人間は、昔から北が上になった地図を当たり前のように使っているが、この上下逆さまの地図には、

『南を上にしたこんな地図を作ったって、なんの問題もないだろ。もともと「北を上」にする習慣って奴は、何世紀か前に、北半球の探検家や測量士の連中が北極星と磁石を使うために作ったもんだ。
実際、もっと前にゃ東が上の地図だってあって、こいつが「オリエンテーション」 “orientation” の語源になったくらいなんだ。
今じゃもう、南の国が北半球の「下」にある理由はないってぇわけよ。』

とのコメントがあり、「南半球人」の心意気が感じられた。

そもそも地球にも太陽系にもどっちが上という決まりは無いはずで、すべてが北半球の住人である天文学者の目線で決められてしまったものだろう。

それにしても、38万キロ離れた月の周回軌道からこれほどきれいな地球の映像が見られるとは、ハイビジョン・カメラの威力は素晴らしい!

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