元従軍慰安婦、アメリカの決議案を歓迎

米下院外交委員会は26日午後(日本時間27日未明)、従軍慰安婦問題に関する決議案を一部修正のうえ、賛成39、反対2の大差で可決した。
決議案の可決を受け、民主党のペロシ下院議長は同日、「下院がこの決議案を採択し、慰安婦が受けた恐怖を我々は忘れないという強いメッセージを送ることを期待している」との声明を発表。7月にも本会議が開かれ、決議案が採択される可能性が強まった。
民主党のラントス委員長らがこの日提出した修正案は、日米同盟の重要性を確認する文言を追加。首相に謝罪の声明を求めた部分について「首相が公式の謝罪声明を出せば、日本の誠意と、従来の声明の位置づけに対する一向にやまない疑いを晴らすのに役立つ」との文言も盛り込んだ。

同委員会で証言台に立った3人の元慰安婦の1人で、アデレード在住のオーストラリア人女性ジェン・ラフ・オハーン Jan Ruff O’Herne さん(84歳)は、「問題解決への正しい方向への一歩です。長い月日を苦しみ、人生の後期を迎えた我々のような元慰安婦にとって、日本政府の謝罪をもってこの問題に終止符を打てることを望みます」と、今回の決議案可決を歓迎した。

オーストラリア元慰安婦援助会 Friends of Comfort Women in Australia も27日、米国の決議案を歓迎する声明を発表し、「日本の歴史上の過ちを正すようにと、今までにない大きな国際的圧力が日本政府にかかっている。これが国内の政治家にも影響を与え、元慰安婦、特にオハーンさんを支援する動きへと向かってくれることを期待する」と、国内の政治家に対し支援を求めた。

コメントを残す

TrackBack URI