世界水泳始まる
F1グランプリが開催された同じオーストラリア・メルボルンで、3月17日、世界水泳選手権 the 12th FINA World Championships Melbourne 2007 が始まった。
初日、メイン会場のロッド・レイバー・アリーナ Rod Laver Arena では、開会式に引き続きシンクロナイズド・スイミングのフリー・コンビネーション予選が行われ、日本はロシアに続き2位で18日の決勝に進んだ。
水泳大国であるオーストラリアだが、このシンクロナイズド・スイミングはオージー、特にビクトリア州の皆さんにとってはあまり馴染みのない競技らしく、地元紙 Herald Sun のネット版に、”Don’t laugh, it takes skill and strength” 「笑っちゃだめ!とても技術と強さのいることなんだよ」と題する記事が掲載された。
「多くのビクトリアンはこれからの何日間、厚化粧と固まった笑顔、最高の強さと美しさが入り混じったこのシンクロという変わった競技に、ちょっと戸惑いを感じるかもしれない。選手たちは毎日8時間もの練習をこなし、体操競技の柔軟さと美しさを併せ持ったスピードのスタミナを必要とします。」と述べ、得点はアーティスティック・インプレッションとテクニカル・メリットの2つの要素について5人のジャッジによって審査されることなどを解説している。
また、ノーズ・クリップは長い間水中に潜っていることを可能にするためのものであること、髪が乱れないようにゼラチンで固めていること、選手が音楽を時間差なく聞けるように水中スピーカーが設置されていることなどを付け加えている。
ところで、会場となったロッド・レイバー・アリーナは、サウス・バンクのメルボルン・パークにあり、毎年テニスの全豪オープンのセンターコートとして使われている。今回世界水泳のために仮設プールが作られたわけだ。
と、ここまで書いたところで、テレビの実況中継が始まってしまった。
12チームによって行われたフリー・コンビネーションの決勝で、日本チーム「マーメイド・ジャパン」は見事2大会連続となる銀メダルの栄冠に輝いた。ロシアは圧倒的な強さを見せて金、アメリカが銅メダルを獲得した。
アリーナを埋めたビクトリアンたちは、各チームの見せる素晴らしい演技に<何の戸惑いもなく>惜しみない拍手を送っていた。

銀メダルに喜ぶマーメード・ジャパン(写真はテレビ朝日)




