Indian Pacific 2-The Nullarbor Plain
「車窓」……昨夜の放送では、アデレードを発って14時間、列車は遂にナラボー平原に入った。
不毛の大平原の車窓からの眺めやそこを走るインディアン・パシフィック号の空からの様子、運転席から見た世界最長の一直線の線路などが紹介されていた。

インディアン・パシフィックから見たナラボー平原
ナラボー平原は、グレート・アオーストラリアン・バイト Great Australian Bight と呼ばれるオーストラリア大陸南岸の大湾曲の北部に接する広大な、ほぼまっ平らな不毛の平原。『ナラボー』 “Nullarbor” とはラテン語の「木nullus がないarbor」に由来する。アボリジニはこの地域を ‘Oondiri’ と呼んでおり、これは「水がない」という意味だそうだ。
地質学的には世界最大の石灰岩の一枚岩で、その広さは約20万km²、最も広いところでは南オーストラリア州と西オーストラリア州にまたがって東西1,200kmにも及ぶ。
太古の昔は海底だった地域が20~25百万年間の地殻変動で隆起し、風雨に浸食されて現在のように平らになったものと考えられ、海岸線は Nallarbor Cliff と呼ばれる岸壁で海に落ち込んでいる。

右下、海岸線に接した扇形に色の変わった部分がナラボー平原
(写真はNASAの画像から)

Nallarbor Cliff
私たちの200年の旅では、長距離バス「グレハン Greyhound 」でこの平原を走った。アデレードからパースまで約35時間の旅だった。
ちょうど夜中の12時ごろに州境を越える便だったので、残念ながら肝心の平原の姿はほんの一部しか目にしていないことになる。それでも、何時間走っても変わらない車窓の景色にその広さと不毛さを感じたものだった。
前にコメントをいただいた「うーさん」はここを自転車で走破されたわけだが、果たして何時間(何日間)かけて、そしてどんな気持でペダルを踏んでいたのだろう。





うーさん said,
March 7, 2007 @ 4:39 pm
うわ~、懐かしい写真ですね。
確かこのナラボーを超えるのに2週間かかったんじゃないかな~。
(10年も経つとさすがに記憶があいまいになってきますね。)
ホントに何もないところでした。
オーストラリア横断の最大の目標がここを越えることでした。
途中の90マイルストレートも目標でした。
何回もいろんな人に「you are crazy」って言われましたが、
確かにこんなところを自転車で走ろうなんてそう思いますよ。
けど、私にとってはすごくいい思い出ですね。
今度は、よめさんとチビを連れてわたりたいですね。
ただし、今度は車でね。
mima said,
March 7, 2007 @ 9:02 pm
うーさん、早速ありがとうございます。
mixyでも同じお話を聞かせていただいたのに、今回無理矢理引っ張り出してしまいました。
90マイル・ストレート。わたしは夜のバス移動で全く気がつかず、後で知りました。
今夜の車窓は、カルグーリーだそうですよ。
onigiri Said said,
March 8, 2007 @ 12:42 pm
昼間、年の割合に動くせいか、眠くなって遅くまで待っていられません。
何とかもう少し早い時間に放映して貰いたいものです。
今晩こそと楽しみにしているのですが、・・・
一時期アメリカの長距離列車アムトラックで
TV画面と一緒に旅しました。途中下車して古い町の歴史や伝統ある行事などを
見聞きし、とても楽しかったです。
今晩こそ11時10分まで起きていよう!と思います。
onigiri Said said,
March 8, 2007 @ 11:42 pm
長距離列車アムトラックの話は違う番組のようでした。
途中下車の町などはローカル線でした。
「世界の旅」だったかしら?
「車窓」もうすぐ終点ですね。
車内のコーヒーカップの収納とお乗客の食事する場面で終わりでした。アッという間でした。
mima said,
March 10, 2007 @ 7:40 am
おにぎりさん、おはようございます。
「車窓・オーストラリア編」はまだまだ続きますよ。
この何日間かは、パース周辺をうろうろしますが、次に予定されているアデレード~ダーウィン間の列車「ザ・ガン The Ghan」は、オーストラリア大陸を南北に突っ切ります。
本当のアウトバック、レッド・センターを感じられると期待しています。
アメリカでは、アムトラックで走るのが一番贅沢な旅だといわれているようですね。
時速300キロの新幹線で走るより、のんびりと時間をかけて、車内と車窓の雰囲気を味わう旅。そんなスローライフの方が好きですね。