世界水泳・北島康介が金メダル
終盤に入った世界水泳。
北島康介が200m平泳ぎで金メダル。会場のロッド・レーバー・アリーナに初めて流れた「君が代」を聞いた後で(もちろんテレビでだが)この記事を書いている。
北島は、宿敵ハンセンの欠場という予想だにしなかった舞台で、狙った世界記録の更新こそならなかったものの、他に圧倒的な差をつけて2分9秒80で見事に優勝を飾った。おめでとう!
今大会を観戦していて感じたことといえば……。
女子1500m自由形決勝では、柴田亜衣が15分58秒55という日本記録で銅メダルに輝いた。
女子で1500mを15分台で泳ぐ、なんとも驚きである!
1949年、ロスアンゼルスで行われた全米水上選手権で、当時「フジヤマのトビウオ」と呼ばれていた古橋広之進が世界新記録を樹立して、戦後間もない日本中を熱狂の渦に巻き込んだ。そのときのタイムは18分19秒0。
当時まだ子供だった私にも、ラジオから流れてくる興奮した実況中継のアナウンサーの声を聞いた記憶があり、そしてこのタイムの数字はなぜか未だにはっきりと記憶に残っている。
1956年、南半球での初めての開催となった第16回メルボルン・オリンピックでは、山中毅がライバルのマレー・ローズに敗れて銀。このときのタイムは18分00秒3。1960年のローマ大会でも同じくローズに敗れて銀メダル、このときは17分34秒7だった。
ちなみに、今の男子1500m自由形の世界記録は、グラント・ハケット Grant Hackett (豪)の14分34秒56。約60年間で4分近くの短縮である。(男子の日本記録は松田丈志の15分8秒97)
もし、古橋とハケットが同じプールで泳いだとしたら、実に400mもの差がつくことになるのか?!!
女子の世界記録は、ジャネット・エバンスJanet Evans (米)が1988年に出した15分52秒10だが、柴田の今回のタイムを見ると世界記録への挑戦も期待できる気がする。
近年、陸上長距離界では日本女子の躍進が著しい。次は水泳に期待したい。……がんばれシバタ!!!























