Schoolies

今は、オーストラリアの若者の伝統行事「スクーリーズ Schoolies」の真っ最中。

‘Schoolies’ (西オーストラリア州では ‘Leavers’ と呼ばれる)は、11月の終わりから12月始めにかけて、最終試験を終え大学入試も終えて卒業を迎えた12年生(日本の高校3年生に当たる)たちが、1週間の休みをとって大挙してリゾート地などに出かけ大騒ぎをするお祭りであり、またそれに参加する人たちのことをいう。
ちなみに、オーストラリアの学校は暦年と同じで、1月か2月に始まり11月か12月に終る。そして長い夏休みを迎えるのである。

行き先の一番人気はゴールド・コースト、特にサーファーズ・パラダイスで、毎年何万人ものスクーリーズが押しかける。
今年のクイーンズランド州の Schoolies Week は11月17日から始まったが、ニューサウスウェールズ、ビクトリアの2州と卒業時期が重なったため、参加者の数も半端ではなさそうだ。
その他、人気のある行き先としては、クイーンズランド州タウンズビルのマグネチック・アイランド、サンシャイン・コーストのウィットサンデーやムールーラバ、南オーストラリア州のヴィクター・ハーバー、ビクトリア州のサーフ・コーストやバイロン・ベイ、西オーストラリア州ではロットネスト・アイランドなどがある。

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サーファーズ・パラダイスで楽しむ Schoolies の女の子

オーストラリアは18歳になれば酒が飲めるから、卒業を迎えたほとんどの高校生にとって飲酒そのものは違法ではないわけだが、酒を飲んでの乱痴気騒ぎもあって逮捕者が出ることもある。
しかし、本当のスクーリーズではない連中(これを ‘Toolies ‘という)が紛れ込むことも多く、大体事件を起こすのは「トゥーリーズ」だという。
世間知らずで浮かれた気分の若者たちを食い物にしようとトゥーリーズによる被害が多発するため、クイーンズランド州では今年、本物のスク ーリーズだけが身に付けられる身分証明標識を配ることにしたようだ。

2 Comments »

  1. あほさんきまま said,

    November 20, 2006 @ 5:10 pm

    みまさん

     今日のニュースで、「オーストリア」大使館が、あまりにも「オーストラリア」大使館に間違われて国違いの訪問者が多いので、日本の政府、報道機関に国名を「オーストリー」に呼称を代えて欲しいと申し入れたそうです。http://www.sankei.co.jp/news/061116/kok003.htm
     「オーストリア」の語源は東の国というドイツ語らしいですが、「オーストラリア」の語源は何でしょうね・・・   阿奉でした。

  2. mima said,

    November 21, 2006 @ 11:04 am

    阿奉さん、ありがとうございます。

    オーストラリアは「南の国」です。

    2世紀のギリシャの地理学者プトレマイオスは、北半球にある陸地とほぼ同じだけの陸地が南半球にも存在するに違いないと考え、これを「未知の南方大陸」 “Terra Australis Incognito” と呼びました。
    ここに登場する “Australis” という言葉はラテン語で「南の」という意味であり、後の “Australia” の語源となります。

    オーストラリア大陸を発見したのはオランダ人で、当時「ニューオランダ」と名付けられましたが、18世紀イギリスの支配権の拡大に伴ってオランダはこの大陸から全面撤退し、イギリスの探検家フリンダース・マシュー Flinders Matthew の提案で、古代の名称 ‘Australis’ にちなみ「オーストラリア」 ‘Australia’ と呼ばれるようになりました。

    詳しいことは、小生の「35日間オーストラリア旅行記」こぼれ話第12話「オーストラリアは何故『豪州』なのか?」をご覧ください。

    http://au35days.jonai.net/titbits12.html

    ちなみに「オーストリア」の由来はご指摘のとおり「東の国」ですが、これは8世紀にヨーロッパで大きな勢力を持っていた「フランク王国」との位置関係にあるようです。
    カール大帝が即位してから積極的に東方への領土拡大に乗り出したフランク王国は、現在のオーストリアがある地域に「オストマルク Ostmark」(東部辺境区)を設けます。これが英語読みに転訛して今の ‘Austria’ になったと言われています。

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