世界最大のセックス・ショー

昨日(7日)の夜、グレート・バリア・リーフでは「地球上で最も偉大なセックス・ショー」が繰り広げられた。

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それは、サンゴの王国の無数の住民が一斉に迎えたオルガズムの瞬間。何秒かの間に生み出される無数のサンゴの卵とそれに時を合わせて放出される白く濁った精液。鮮やかに彩られた濃い雲のようにも見える。2億年もの間続けられている交配の儀式である。

繁殖期を迎えた、キャビアの卵のようにも見える何十億もの小さなサンゴの個体は、実は卵と精子の両方を持つ雌雄同体。この夜、グレート・バリア・リーフを形作っている半数(約150種類)のサンゴがこの儀式に参加した。

ポート・ダグラスの海洋生物学者ジェンナ・ラムニー Jenna Rumney は、「紙吹雪が舞う水の下のフェスティバルのようだ。水中に撒かれたたくさんの餌(サンゴの卵)を求めて魚は狂ったように泳ぎまわり、その魚をまた鮫が追いかける。まさに海洋生物は捕食と交配の世界だと実感する。」と話す。

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