Archive for November, 2006

ブリスベンが変わる(2) Hale St link bridge

川の町 River City ブリスベン。大きく蛇行しながら市内を流れるブリスベン川。
そのブリスベン川に新しい橋が架けられることになり、準備工事が始まった。
それがヘイル・ストリート・リンク・ブリッジ Hale St link bridge だ。

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準備工事が始まり混雑を見せ始めた Coronation Drive

ブリスベン川には、現在、大小取り混ぜて12の橋が架かっている。うち3つは鉄道橋で、2つは歩行者専用橋である。

# 名称 用途 開通年月・全長ほか
1 Gateway 車両専用 January 1986
1,627m
Gateway Motorway
2 Story 車両・歩行者 July 1940
777m
3 Captain Cook 車両専用 1972
555m
Pacific Motorway
4 Goodwill 歩行者専用 October 2001
450m
5 Victoria 車両・歩行者 1969.
6 William Jolly 車両・歩行者 March 1932
498m
(Grey street bridge)
7 Merivale 鉄道 November 1978
8 Jack Pesch 歩行者専用 October 1998
9 Albert 鉄道 1895
10 無名 鉄道  
11 Walter Taylor 車両・歩行者 February 1936
12 Centenary 車両・歩行者  

ヘイル・ストリート・リンクは、ミルトン Milton とサウス・ブリスベン South Brisbane の間に計画されている有料橋で、地域の交通混雑を緩和し、アクセシビリティを改善して将来の都市開発を助けるものとして期待されている。

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ヘイル・ストリート・リンクの建設場所

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完成予想図

既成市街地とフォーティテュード・バレー Fortitude Valley の交通混雑を緩和するため、ヘイル・ストリートのパディントンとキングスフォード・スミス・ドライブのハミルトン間に2003年に開通したインナー・シティ・バイパス The Inner City Bypass (ICB) は、現在ブリスベン川の手前で止まっていて、川を渡ってウェスト・エンド方面に行くためにはウィリアム・ジョリー・ブリッジを渡るしかない。
サウス・ブリスベンとウェスト・エンド West End 地区には、今後10年間で1万人以上の人口増が予想されており、ヘイル・ストリート・リンクの建設によって、

  • ウィリアム・ジョリー・ブリッジにより多くの道路スペースを提供して他への用途転用を助けること
  • 公共交通機関、歩行者、自転車などの通行量の増加に対応すること
  • ペトリー・テラスからコンテス・ストリートを経由してサウス・ブリスベンのグレイ、ピート・ストリートへ向かう新たなルートを提供する
  • ウエスト・エンドからウーロンガバ Woollongabba 周辺地域の将来の住宅開発や都市再開発をサポートする

などの効果が見込まれる。

ヘイル・ストリート・リンクの建設については、予てから環境への影響などで論議を呼んできたが、今月13日に環境アセスメントに伴う協議に一応の決着がつき、計画は新しい段階に入った。
環境対策として、学校や教会のエアコン設備、二重ガラス窓設置などが要求され、総建設費が約2億ドルと膨らんだため、2010年開通時の橋の通行料金は、当初計画を20セント上回って2ドル60セントとなる予定。
本格的な工事は来年半ばにも着手されることになる。

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旧日本軍の特殊潜航艇、シドニー沖で発見?

オーストラリアの民間テレビ局チャンネル9は26日、シドニー沖の海底で発見された旧日本海軍の特殊潜航艇(当時の日本軍での呼称「甲標的」)とみられる船体の映像を放映した。
オーストラリア海軍の専門家は、船体の形状などから第2次世界大戦中の42年5月にシドニー港を奇襲した2人乗りの特殊潜航艇との見方を示し、ネルソン国防相も「日豪の戦争の歴史の一部として重要な発見だ」と述べた。

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特殊潜航艇を調べるダイバー(AP)

1942年5月31日深夜、シドニー沖に停泊した潜水艦から発進した特殊潜航艇3隻のうち1隻が港内に進入して、アメリカの重巡洋艦シカゴに魚雷を2発発射したが逸れ、うち1発がオーストラリア軍の宿泊用艦船クッタバルの近くで爆発、同艦は沈没し豪州兵約20名が死亡した。攻撃の後、この潜航艇は母艦に帰還せず、行方不明になっていた。
あとの2隻は湾の奥まで侵入することができず、乗組員2人が自殺するなどした。2隻の残骸は後に引き揚げられ、キャンベラのオーストラリア戦争記念館に展示されている。

このシドニー港攻撃は、同年のダーウィン空爆と並んで、第2次世界大戦中の日本によるオーストラリア攻撃の一つとして、オーストラリア国内の関心は高い。

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ブリスベンで第2次世界大戦当時の掩蔽壕が見つかる

地下掘削工事が進められているブリスベン “Inner Northern Busway” のキング・ジョージ・スクエアの工事現場で、第2次世界大戦当時の掩蔽壕が見つかった。

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2週間ほど前、アルバート・ストリートとターボット・ストリートの角を掘削中に発見されたもので、壕のコンクリートの壁の内側には連合軍の飛行機の絵が描かれていた。
この絵は、敵機と自国軍の航空機とを識別するために描かれたもののようで、近く解体してクイーンズランド博物館に運び保存されることになる。

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現場は旧ローマ・ストリート警察署があった場所で、壕は日本軍による空襲に備えて造られたものと思われるが、1968年の警察署移転時には存在は確認されていなかったようだ。

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カンタスがマッコーリー、テキサス・パシフィックから買収打診

オーストラリア最大の航空会社、カンタス Qantas 航空は22日、同国の投資銀行最大手であるマッコーリー銀行 Macquarie Bank とアメリカの投資会社テキサス・パシフィック・グループ Texas Pacific Group から買収の打診を受けたことを明らかにした。
カンタス航空がオーストラリア証券取引所に提出したステートメントでは「機密かつ不完全な形式の打診」としているが、株価は一時前日比で20.7%上昇し、株式時価総額は約100億豪ドル(約9080億円)へ膨らんだ。

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航空業界始まって以来の不況のなかでも、カンタス航空は1994年以来、毎年黒字を計上しており、2004、05両年は過去最高益を更新した。人員削減や利益率の低い路線向けに格安航空会社を発足させたことなどが功を奏している。

カンタス航空に対する買収打診は、世界の航空業界が2001年以来400億ドル(約4兆7060億円)もの赤字を計上しながらも今年は黒字へ改善するとの見方の表れ。ジェット燃料価格が過去最高値から急落し、旅行需要が回復するなか、航空会社に対する買収提案は今年に入り4倍に増えている。

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ところで全くの余談だが、”Qantas” って “Q” で始まるのに “u” が続かない唯一の単語だそうだ。
(これは、以前ホームページの方でも紹介したことがある。)
例えば、Queen, quality, quick, quarter などのように、”Q” の次には必ず “u” が付くはずなのだが……。
何故なら、”Qantas” は “Queensland And Northern Territories Air Sevice” の頭文字を並べた略語だからなのだ。

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イアン・ソープが引退

シドニー五輪とアテネ五輪の競泳自由形で計5個の金メダルを獲得した水泳界のスーパースター、イアン・ソープ Ian Thorpe (24)が21日、シドニーで記者会見し、現役引退を表明した。

「僕は24歳だが、まだ24歳とも言える。まだ若いので、これからの人生でも新しい挑戦が待っていると思う。水泳から引退するには早すぎるが、僕にとっては潮時だ」。

また、「泳ぐことを脇に置いて、何か他のことで自分の存在を証明すべきだ、と思い始めた。以前のように泳ぐことで心が満たされることはなくなってきた」と水泳への熱意の衰えものぞかせた。復帰の可能性については否定しなかったが「多分ないと思う」と続けた。

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記者会見で引退を表明するイアン・ソープ

ソープはアテネ五輪後に1年間の休養を宣言。今年3月の英連邦大会 the Commonwealth Games (メルボルン)での復帰を目指していたが、体調不良などで欠場した。
その後も右手を骨折、復調を目指していたが調子が戻らず、来年3月開幕の世界選手権代表選考会を兼ねた12月の国内選手権出場が危ぶまれていた。

ソープは、今も男子自由形200mと400mの世界記録保持者。01年世界選手権(福岡)では6個の金メダルを獲得し、4度世界新記録を出した。オーストラリア国内では数ヶ月前から彼の引退が噂に上っていただけに、遂にその時が来たかという感がある。
記者会見で語った彼の話でふと思い出したのは、サッカー中田の「自分探しの旅に出る」という言葉だった。まだまだ若いソープ。素晴らしい未来を見つけて欲しい。

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Schoolies

今は、オーストラリアの若者の伝統行事「スクーリーズ Schoolies」の真っ最中。

‘Schoolies’ (西オーストラリア州では ‘Leavers’ と呼ばれる)は、11月の終わりから12月始めにかけて、最終試験を終え大学入試も終えて卒業を迎えた12年生(日本の高校3年生に当たる)たちが、1週間の休みをとって大挙してリゾート地などに出かけ大騒ぎをするお祭りであり、またそれに参加する人たちのことをいう。
ちなみに、オーストラリアの学校は暦年と同じで、1月か2月に始まり11月か12月に終る。そして長い夏休みを迎えるのである。

行き先の一番人気はゴールド・コースト、特にサーファーズ・パラダイスで、毎年何万人ものスクーリーズが押しかける。
今年のクイーンズランド州の Schoolies Week は11月17日から始まったが、ニューサウスウェールズ、ビクトリアの2州と卒業時期が重なったため、参加者の数も半端ではなさそうだ。
その他、人気のある行き先としては、クイーンズランド州タウンズビルのマグネチック・アイランド、サンシャイン・コーストのウィットサンデーやムールーラバ、南オーストラリア州のヴィクター・ハーバー、ビクトリア州のサーフ・コーストやバイロン・ベイ、西オーストラリア州ではロットネスト・アイランドなどがある。

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サーファーズ・パラダイスで楽しむ Schoolies の女の子

オーストラリアは18歳になれば酒が飲めるから、卒業を迎えたほとんどの高校生にとって飲酒そのものは違法ではないわけだが、酒を飲んでの乱痴気騒ぎもあって逮捕者が出ることもある。
しかし、本当のスクーリーズではない連中(これを ‘Toolies ‘という)が紛れ込むことも多く、大体事件を起こすのは「トゥーリーズ」だという。
世間知らずで浮かれた気分の若者たちを食い物にしようとトゥーリーズによる被害が多発するため、クイーンズランド州では今年、本物のスク ーリーズだけが身に付けられる身分証明標識を配ることにしたようだ。

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渇く豪大陸

オーストラリアを襲っている記録的な干ばつについてはここでも何度も取り上げているが、11月18日の朝日新聞の国際面「世界発2006」に、「渇く豪大陸」と題する記事が載った。記録のため、その全文を転載させていただくことにする。

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 オーストラリアが史上最悪という干ばつに見舞われている。主要農産物の小麦の収穫量は前年比6割減となる見通しで、豪州産に頼る日本などへの影響は必至だ。豪政府は被害農家への支援に乗り出したが、頼みの雨が降らない限り、抜本的な解決にならない。地球温暖化の影響が指摘され、来秋に総選挙を控えてハワード首相は矢継ぎ早に温暖化対策を打ち出すが、野党や自然保護団体は「付け焼き刃の選挙対策」と批判する。
パークス〈豪ニューサウスウエールズ州)=杉井昭仁)

渇く豪大陸
小麦収穫6割減を予測

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干上がった「ため池」に立つティモシー・オアさん(左)とスパイクスさん兄弟

 シドニーから飛行機で1時間弱の内陸部の町パークス。人口は約1万人。多くは農業か銅鉱山で生計を立てている。
 「10月は雨が一滴も降らなかった」と農家向けの雑貨店を経営するグレッグ・ラウトさん(46)は話す。今年の降雨量は例年の3分の1程度で、今から降っても今年の収穫には間に合わないという。「売り上げは前年の3割減。凶作で農家の収入が激減する来年は一体どうなることやら」
 「実の数も大きさもいつもの半分。50年やってきて、こんなのは初めてだ」。例年なら、腰の高さまで青々とした小麦が一面に広がっていたはずの畑でジョン・マギルさん(64)は嘆いた。
 小麦は枯れ草にしか見えず、丈はひざまで届かないため、機械での刈り取りができない。約200頭いる牛に食べさせることにした。飼料の穀物も値上がりしており、多くの農家は牛や羊を手放さざるを得ないという。
 小麦と羊を育てるボブ・オアさん(63)一家が「ため池」に案内してくれた。底の土にはひび割れが広がっていた。息子のティモシーさん(29)とスパイクさん(21)は「ここでやっていくしかない」とつぶやいた。例年なら1万3千頭前後いる羊も半分に減らした。干ばつが続けばさらに減らさざるを得ないという。
 「行き詰まって自殺に追い込まれる人もいる」と農林水産省の担当者は話す。うつ病や心身の変調などを調べているNGO「ビヨンド・ブルー」は10月、今年に入って4日に1人の農民が自ら命を絶っているとの調査結果を発表。専門家によるきめ細かなカウンセリングが必要だと提言した。
   ◆
 今回の干ばつは、穀物の収穫量が前年比で半減した02年を上回り、「豪州で気象観測が始まって以来最悪」と言われる。
 豪農業資源経済局は10月末、06年度(06年7月~07年6月)の小麦生産量が前年度比63%減の955万トンにとどまるとの予測を発表した。大麦や菜種油も6~7割減の大打撃を受ける見通しだ。豪中央銀行は国内総生産(GDP)を0.75ポイント押し下げるとみている。
 政府は9月、首相府に「水資源対策室」を設置すると発表。各州が持つダム管理などの権限を調整し、国全体で水資源を効率的に利用する仕組みづくりに乗り出した。被害が大きい地域に対し、収入補填や金利負担の補助として計5億6千万豪ドル(約510億円)の緊急支援を決定。相談窓口の設置も決めた。
 ただどれも対症療法。政府の担当者からさえ「雨が降らなければ、どんなにカネをつぎ込んでも砂に水をやるようなもの」との声が聞かれる。
 豪州は米国、カナダに次ぐ世界3位の小麦供給国。国際価格にも影響が出ている。シカゴ商品取引所では10月、1ブッシェル(約27キロ)当たりの価格がここ10年で最大の上げ幅を記録。1ブッシェル=5ドル前後と昨年比の2割高で推移している。
 政府はアルゼンチンなどから輸入してでも日本など向けの小麦を確保する方針だが、うどんなどに使われるブレンド小麦は他国産では代替できないとされる。飼料穀物の価格も上昇しており、肉類やチーズなど乳製品の高騰も懸念されている。

首相慌てて温暖化対策
野党「選挙向け」と批判

 ビーズリー労働党党首
 「首相は故意に(地球温暖化防止のための)京都議定書を座礁させ、温暖化対策を怠った。そのツケが大干ばつだ」
 ハワード首相
 「米国や中国、インドが参加しない京都議定書は役に立たない。参加は豪州の経済に有害ですらある」
 大干ばつを受け、連邦議会では温暖化対策をめぐる激しい論戦が交わされた。総選挙に向けて政策の違いを打ち出せない野党労働党にとって、独自性を打ち出す格好のテーマだからだ。豪州は米国とともに京都議定書を批准していない。
 ナイロビでの国連気候変動枠組み条約第12回締約国会議(COP12)を控えた10月末、英政府が「温室効果ガスの排出が続けば破滅的な状況を招く」とする報告書を公表したことも野党を勢いづかせた。
 野党の攻勢に首相は、ビクトリア州での世界最大級の太陽光発電プラント建設、5億豪ドル(約450億円)を投入する二酸化炭素の削減システムや自然エネルギー利用研究の推進……と相次ぎ対策を打ち出した。政権内からは国民の猛反発が必至の「原子力発電所建設が温暖化対策に有効」との発言まで飛び出した。
 首相は18日からのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で、米豪や日韓、中国、インドが参加する独自の排出権取引制度をつくる構想を提案する考えだ。
 一方、野党は「本気で取り組むつもりならとっくに京都議定書を批准しているはず。総選挙対策にすぎない」(緑の党のクリスティン・ミルン上院議員)と反発する。

雨量3分の1
オーストラリアの気候と農業

年平均降雨量が460㍉前後で日本の約4分の1。小麦の作付け地はニューサウスウエールズ州からビクトリア州、南オーストラリア州一帯と、西オーストラリア州の沿岸部に限られ、国土の3%に満たない。ここ10年ほどの少雨に加え、02年の干ばつから土壌の水分が回復しないうちに再び干ばつに襲われ、影響は深刻さを増している。

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11月の雪 Snovember

14日、オーストラリア東海岸は異常気象に見舞われ、メルボルンでは雪が降り、ブルー・マウンテンでは山火事、クイーンズランドは雹(ひょう)の嵐に襲われた。ビクトリア州とタスマニア州では11月としては過去最低の気温を記録し、バララット Ballarat からホバート Hobart にかけては20センチもの積雪が報告された。

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ビクトリア州、マウント・バウバウ Mt Baw Bawで雪に覆われた車

この異常気象は、南極大陸の冷たい空気が流れ込んだことによって引き起こされたもので、シドニーの西ブルー・マウンテンでは山火事が風に煽られ住宅への脅威をもたらした。

クイーンズランド、ワイド・ベイ Wide Bay からウィンナム Wynnum にかけては3度の雹の嵐に襲われ、各所で停電が多発し多数の交通事故も発生した。多くの住人が雹による被害の後始末に追われている。
ウィンナムで結婚式を予定していたカップルは、落雷によって発生した火事で彼らの住宅が被害を受けたため、止む無く挙式を断念し、また、ブリスベン西部の郊外では教会と骨董品屋の屋根が強風で吹き飛ばされた。

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雷と雹を伴った強風で屋根を吹き飛ばされたブリスベン郊外
レッド・ヒルのウインザー・ロード・バプティスト教会

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ブリスベンが変わる(1) King George Square

一番お気に入りの街、ブリスベン。
私たちが最後にブリスベンを訪れたのは、早いものでもう5年前のことになってしまった。
そのブリスベンの街が今、大きく変わろうとしている。
オーストラリアの都市の中でも最大級の人口増加率を示しているこの街は、将来に向けての生活環境やインフラの整備が焦眉の問題となっており、さまざまなビッグ・プロジェクトが計画または実施に移されているのだ。

これから何回かに分けて、今ブリスベンで進められているビッグ・プロジェクトのいくつかを紹介していこうと思う。

キング・ジョージ・スクエアの地下にバス・ターミナル

ブリスベン滞在中、特に Wickham Terrace の SOHO Motel に宿泊中は、CBDへの往き帰りで毎日のように脚を休めたシティ・ホール前の広場、キング・ジョージ・スクエア King George Square の地下に、なんとトンネルが掘られ、バスターミナルが造られるという。
完成予想図を見ると、何がしかの上屋もできるようで、あの風景も多少は変わってしまうのだろうか。

キング・ジョージ・スクエア・バス・ステーション King George Square Busway Station は、Inner Northern Busway (INB) 整備事業の一環である Queen Street から Upper Roma Street までのトンネル化に併せて建設されるもので、既存の地下駐車場のさらに下のレベルに、近距離・中距離のバス乗り場が設けられ、地上の広場からは階段、エスカレーター、エレベーターなどでつながる。

現在、マイヤー・センター Myer Centre の地下にあるクイーン・ストリート・バスターミナルを出たバスは、アルバート・ストリートのスロープを上がって地上に出るが、完成後はアルバート・ストリートに造られるトンネルをそのまま進んでキング・ジョージ・スクエアの下を通り、ローマ・ストリート・トランジット・センターの手前で地上に上がる。CBDから北・西方面に向かうバスがこのルートを通ることにより、市内の交通混雑がかなり緩和されることになる。
2006年6月に既に工事が始まっており、2008年に完成・供用開始となる予定。

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※バスルートの計画概要(クリックすると別ウィンドウに大きく表示される)

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完成後のキング・ジョージ・スクエア

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断面図①(アデレード・ストリート側から)

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断面図②(シティ・ホール側から)

トンネルの掘削工事は既に6月からアルバート・ストリートの下で進められており、全長1.25kmのトンネル部分は来年末には工事が完了する。工事責任者のボブ・アトキンソン氏 Bob Atkinson (写真)によれば、掘削中に第2次世界大戦当時の防空壕の跡や100年前の下水道、路面電車の線路などが発見されたという。

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オーストラリア最大のハンバーガー

巨大なパンに特大の2枚のミートと特製のサラダを無理矢理挟み込んだジャンボなハンバーガー。
重量はなんと500グラム。値段は10ドル。そんなハンバーガーにファーストフード愛好者が列を作る。

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ニュー・サウス・ウェールズ北部の町ムーボール Mooball のムームー・カフェ Moo Moo Cafe の主人、ピーター・ブリルス Peter Brils さんは、「間違いなくオーストラリア最大のハンバーガーだね! 週に60個は出るよ!」と自慢する。
相当な大食漢でも食べ終わるのに20分はかかる。「2個目を食べたらただにするよ!」とのこと。

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