オーストラリア政府、北朝鮮を非難

昨日の北朝鮮の核実験実施の発表を受けて、オーストラリアのジョン・ハワード John Howard 首相は、核実験が地域を不安定なものとしスターリン主義国家をより一層孤立させることになるだろうと警告した。
「我々は北朝鮮のこの行動に不安を抱き激怒を感じている。この行為は可能な限り最強の方法で非難されるべきだ。実験は地域の安定を損なうと同時に北朝鮮自身の安全をも侵害するものとなるだろう。」

また、ダウナー Alexander Downer 外相は、これは国際社会にとって「悲しい日」と述べた。
「もしこの実験が確認されれば(多分間違いないだろうが)、それは特に北アジアの安全にとって大きな障害となることが心配される。我々自身もまたアジア太平洋諸国の一員なのだから。」
ダウナー氏はまた、これが北アジア、特に日本に与える影響を懸念する。
「これは北アジア諸国のリーダーを怒らせるだけでなく一般大衆(特に日本の)の怒りを買うことになる。そしてこれに対しては中国が大きな関心を示すだろう。すなわち、これらの動きが(日本の世論が核兵器の保有を是認することになって)核兵器の拡散の方向に向かうことが最大の心配事である。」

オーストラリアは平壌と国交のある国として、実験が最終的に確認され次第公式な異議を申し立てる。ダウナー外相は今日にも北朝鮮のチョ・ジェホン大使を呼びオーストラリアの怒りを伝えることになるだろう。

オーストラリアは、国連が、軍事行動をも含めた制裁への道を開く、憲章第7章に基づく行動を取ることを要求する。さしあたり、政府は金融と旅行に関する制裁、貿易、飛行の規制を求めていく考えだ。
ハワード首相は、今回の事件はこれまでしばしば批判を浴びてきた国連にとって重要な試練となるだろうと考えている。
「これは国連に対する重大な挑戦である。我々は、しばしば、国連の取る処置について充分な評価を与えていないと言われてきた。もし国連がこの問題をうまく解決できれば偉大な尊敬を勝ち取り名声を高めることになるだろうが、北朝鮮のこの違法行為に対する有効な対応に失敗すれば、国連の権威の失墜を招くことにもなりかねない。」

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