Archive for October, 2006

ドッグ・フェンス dog fence

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オーストラリア、特に大陸の東南部の内陸を走ると、ちょっと信じられない風景にお目にかかることがある。それは、延々とどこまでも続くフェンス。
山を越え、川を渡り、塩湖や沙漠だろうが、国立公園だろうが、ロケット発射場だろうが、時には道路までをも横切って延びている。

dog-fence-map.jpgそれは、ドッグ・フェンス dog fense あるいはディンゴ・フェンス dingo fence と呼ばれ、野生の犬(ディンゴ dingo)から家畜の羊や牛を守るために設置されたもので、その長さは延べ5千数百キロ(データによっては、8千キロを超えるという数字もある)にも及ぶ。あの万里の長城をも軽々と凌いで世界最長の工作物だともいわれている。(オージーに言わせると、万里の長城と同じように宇宙からでも見える?そうだ。)
南オーストラリア州の Nullarbor Cliffs にあるセドゥナ Ceduna から始まり、地域によって、(南オーストラリア)、”barrier fence”(クイーンズランド)などと呼び名を変えながら、クイーンズランド州のトゥームンバ Toowoomba の西、ビュナヤ Bunya 国立公園の近くで終る。

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ドッグ・フェンスは、オーストラリアの牧畜業の進展に伴い1880年代から作られ始め、1885年にはほぼ現状の状態が完成したそうだ。もちろん当時は木製の柱杭によるものだったが、今は順次スティール製のアングルを柱にしたものに取り替えられている。
また、西オーストラリア州にはドッグ・フェンスはなく、その代わりラビット・フェンス “rabbit proof fence” と呼ばれる兎の侵入を防ぐための同様のフェンスがある。

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dog gate

内陸部のローカルな路線を走っていると道路がフェンスで遮られていることがあるそうだが、こんなときは “Dog Gate” と呼ばれる門扉を手で押し開けて通り抜け、後をきちんと閉めておかなければならない。
私たちがバスで走った国道1号線のハイウェイでは、さすがにこのドッグ・フェンスで走行を妨げられことはなかったと記憶しているが、道路と並行してフェンスが延々と続いているところがあり、興味深く眺めたことを覚えている。
このときの我々としては、このフェンスは牛や羊が道路に飛び出さないように置かれたもの、という理解だったのだが、どうやらまったく逆の目的だったようだ。

dog-fence-map2.jpgオーストラリアに住む人たちでも、都会の人はこのドッグ・フェンスの存在を知らない人もいる。初めてアウトバックをドライブして、道路を塞いでいるこのフェンスに出くわし戸惑うこともあるという。
州政府は2003年に遂にドッグ・フェンスの配置を示した地図を作成した。(右のの画像をクリックしてみていただきたい。)

なにしろこれだけの長さだから、その設置やメンテナンスには膨大なお金と労力を要する。
それぞれの州で、フェンスの設置基準・管理方法・資金援助などについて、”Dog Fence Act” という法律を定めており、”dog gate” を開けっ放しで放置したときの罰則規定までが記載されている。
また、政府がドッグ・フェンスの状態を常に巡回・点検ししており、そのための専従職員を抱えている。
さすが、牧畜王国のオーストラリアならではのことである。

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豪州からのラブコール

29日(日)の朝日の「水平線/地平線」に、野嶋剛記者のシドニーからの「豪州からのラブコール」と題するレポートが載っていた。

シドニーのローリー研究所が昨年実施したオーストラリア国民の外国好感度調査によると、豪州が外交で寄り添うアメリカは11位。6位の中国より下だという。「豪州人は、実は米国が嫌いなのです。特に単独行動主義の高慢さが」。若い研究員はさも当然という口調で解説したそうだ。

野嶋記者のレポートの一部(ほぼ全文)を紹介しよう。

              ☆ ☆ ☆
豪州で驚いたのは、日本へのラブコールの強さ。好感度では、ニュージーランド、英国に次いで3位。
外交貿易省のアジア部門のトップによれば、「日本がより親密になるべき理由」は、両国とも民主主義と市場経済の強い支持者で、アジアの災害や治安維持に貢献する意思と能力があり、米国の強固な同盟国であること。
豊かな資源と好調な経済、質の高い軍事力を武器とする豪州は、アジア・太平洋で地域大国として生き抜く基本戦略を構えている。白豪主義の過去を拭い去ろうと、インドネシアなどとの関係改善も活発に進めている。日本への熱意は、アジアに入り込むためのパートナーと見定めた故のことだろう。
日本も、「東アジアコミュニティ」構想でその一員に豪州を含め、05年の東アジア・サミットでは豪州のメンバー入りを後押しした。北朝鮮問題では常に両国が共同歩調をとり、イラク・サマワの自衛隊撤退を豪州軍の追加派遣で補った。
今後は政治や経済や安保の面でも日豪関係が緊密化する動きが出てくるはずだ。
問題は豪州の気持ちがいつまで続くか。アジアには、資源狙いで対豪接近を図る中国が存在する。在豪の日本外交筋は「(豪州の熱意に)応えられなかった場合が怖い」と漏らしている。試金石は豪州が来年の交渉入りを強く求めている日豪自由貿易協定(FTA)。農業問題を抱えた日本が決断を先延ばしすれば、豪州は交渉中の中国と先にFTAを結び、日豪関係の勢いは消えるだろう。
              ☆ ☆ ☆

オーストラリアのハワード首相の決断は非常に早い。日本がもたもたしていると、こういうことにもなりかねないという印象だ。
豪中間には日中のような歴史的懸案事項も存在しないから、急接近する可能性は十分にあるだろう。

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日豪交流年記念切手展

前にもご紹介した川越の大槻さんから”KANGAROO POST No.23″が届いた。

postex.jpgそれによると、今日10月26日から11月5日まで、「日豪交流年記念切手展」が、東京・目白の「切手の博物館」で開かれている。
オーストラリアの歴史・風土・文化などが、一般の人にも分かりやすく展示されており、特に近年の、デザイン、色使いに優れたオーストラリアの切手は、眺めるだけでも楽しいものになっているそうだ。また、19世紀の6植民地時代から連邦結成を経て現在に至る切手の変遷の展示は、収集家の人にも楽しめるとのこと。
左の画像をクリックすると、大きな画像がご覧になれます。

  • 開催日時:10月26日(木)~11月5日(日) (10月30日(月)は休館日)
  • 開館時間:午前10時30分~午後5時
  • 会場:「切手の博物館」3階特別展示室 (地図参照)
  • 観覧料:大人300円、小中学生150円
  • 後援:オーストラリア大使館

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大槻さんは切手収集家でもあり、「切手の博物館」の専門委員をされていて、今回の展示の企画立案の段階からアドバイザーとして携わられた。

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ハイウェイをバックで走って罰金

今月はじめ、西オーストラリア州のクールガーディー Coolgardie 近くのグレート・イースタン・ハイウェイ Grear Eastern Highway をバックで走っていた男がパトカーに捕まった。
男は、スコット・ポウルトン Scott Poulton 22歳。捕まったとき彼はバックで時速56kmで走っていた。
ボウルトンの説明によると、カルグーリー Kalgoorlie からパース Perth へ向かう途中で、彼の88年型のフォードLTDのギアー・ボックスの調子がおかしくなり、バックにしか入らなくなったのでそのまま約20kmを走ってきたという。
警察は、不注意運転と免許証不携帯で告訴、カルグーリーの裁判所は23日、彼に罰金1100ドルと18ヶ月間の免許停止を言い渡した。

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Grear Eastern Highway 

グレート・イースタン・ハイウェイは、オーストラリアの外周をほぼ一周する国道1号線の一部で、カルグーリーからパースまでの約600kmの区間。
カルグーリーには今でも金鉱石を産出している金鉱があって内陸部最大の街となっているが、街と街の間は延々と道路が続くだけで、途中、ガソリン・スタンドや修理工場はまったく見当たらない。
2000年にアデレードからパースまで35時間のグレイハウンドの旅を経験したが、この道はまさにその時走った道。ミール・ストップのとき以外は、バスはただただひたすら走るだけだったのを記憶している。

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この道路標識は土産品のジョークだが、この彼にとってはジョークでは終らなかったわけである。車でラウンドする人は気をつけて欲しい。

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水不足も盆栽なら大丈夫???

相変わらずの日照りが続き、間もなくレベル4の用水規制が行われるブリスベン。実施されれば、庭木に毎日水をやることすら難しくなってしまう。
そんなブリスベンで、今、ちょっぴりの水で育てられる盆栽が人気を呼んでいるとか……。

「充分に成長した木でも、流しの水にちょっと漬けるだけでいいよ!」
10代の頃から盆栽に親しんでいるトニー・ベブ Tony Bebb は、こう言い切った。
ベブは、マウント・クーサ植物園で開催されいるクイーンズランド盆栽協会の展示会の参加メンバーだ。
展示されている75鉢の盆栽のうち、ベブは23年物となる高さ僅か17センチの日本産の黒松を出品している。

会場にいた盆栽ファンの Mai Nguyen と彼女の7歳の甥 Dean は、並べられた作品に大変感銘を受けたようだ。
Dean は自宅で自分の盆栽を育て始めたところで、「素晴らしい!」と熱心に展示作品に見入っていた。(写真)

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ベブは、「最近の厳しい水不足も手伝って、古い日本の芸術がより多くの愛好者を生み始めている。盆栽は、この干ばつの時でも世話がしやすいので、他の植物に比べてアピールにもなるしね。レベル4の用水規制が実施されても、盆栽ファンには関係ない。多分、何本かの盆栽は日に当てるのをちょっと減らす必要があるかもしれないが、2、3日おきに水をやるだけで済む。それも、20本の木で桶半分くらいの水があれば充分でしょう。」と話している。

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Google Earth って面白い

Google が提供するサービスの中でちょっと面白いのが、”Google Earth” という地理情報3D表示ソフト。

地球上のあらゆる地域について、写真や画像データとさまざまな地理情報が提供されていて、自宅周辺の駅、病院、学校などを航空撮影の地図として表示することはもちろん、国内や海外の観光地など離れた場所を訪れて、上空から眺めた映像を表示したり、視線を変えて斜めから見た3D画像を楽しむことができる。

一例として、エアーズロック (Uluru) を上空から眺めた画像と視点を変えた3Dの画像をご紹介しよう。
※画像をクリックすると、大きな画像が表示されます。

uluru10.jpg uluru11.jpg
約10000m上空(真上)から見たUluru 5000mまで降りてくると…
uluru12.jpg uluru13.jpg
ちょっと斜めに移動してみると… 遠くにはOlgasが見える

当然のことながら、アメリカの偵察衛星ほどの精度は期待できないが、場所によっては、道路を走っている自動車がはっきり見える程度の精細な写真が表示される。
無料版もあるので、興味のある方はダウンロードして使ってみていただきたい。
Google Earth のダウンロード

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高速道路の通行止め解除

昨日20日夜11時、ブリスベンの高速道路リバーサイド・エキスプレスウェイとノース・キー・ランプの通行止めが、3日ぶりに解除された。

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今日(21日)午後3時半過ぎの道路の状況
(クイーンズランド州政府設置のウェブ・カメラによる)
<Mercure Hotel 屋上から南を見る>

しかし、ヘアークラックが見つかったとして道路閉鎖の原因となったアン・ストリートとアリス・ストリートの2つのランプは、より詳細な調査が必要であるとして未だ閉鎖されたままである。
昨日も、道路局の技術者たちは、道路の構造的な安定性をチェックするため、満員のバスの1.5倍の重量に当たる22トンの水を積んだトラックを走らせるなどして、アン・ストーリートの登り斜線の荷重試験を行った。最も暑い時間帯と最も涼しい時間帯に分けて収集されたこれらのデータは、コンピュータによって詳しく解析される。

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未だ閉鎖されたままのアン・ストリート・ランプ
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道路の荷重テストのため22トンの水を積んで走るトラック

今回の道路閉鎖によって広範囲の混雑が心配されたが、昨日のブリスベンの幹線道路の通行量は通常の金曜日と比べて5%減少した。
また、鉄道の乗客数は通常の平日に比較して20%、バスは10~20%、それぞれ増加した。
道路当局は、「ドライバーたちの辛抱強い行動に感謝したい」と述べている。

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ブリスベンの道路が大渋滞

ブリスベンの高速道路が通行止めになり、一般道路を迂回する車両で市内は大渋滞を引き起こしている。

幹線道路局は、17日、アン・ストリート・ランプ Ann Street ramp の登り斜路で、幅0.4ミリ長さ2メートルのヘア・クラックが発見されたため、リバーサイド・エキスプレスウェイ Riverside Expressway を部分的に交通止めにした。
道路が崩壊するなどの恐れは無いものの、クラックの修理などのため道路閉鎖は少なくとも週末までは続く模様。

ブリスベンの中心市街地(CBD Central  Business District)は、曲がりくねって流れるブリスベン川の左岸(北側)に位置するが、川を渡って南側とを結ぶ道路は、リバーサイド・エキスプレスウェイのほか、ストーリー・ブリッジ Storey Bridge を渡ってカンガルー・ポイントを通るブラッドフィールド・ハイウェイ Bradfield Highway、7、8キロ東に行ってゲイトウェイ・ブリッジを渡るゲイトウェイ・モーターウェイ Gateway Motorway など、限られれたものしかない。

ブリスベン運輸局は、ドライバーはできるだけ公共輸送機関を利用し、ピークの時間帯の中心市街地への車の乗り入れを避けるよう、また、可能な限りモーター・プールを利用し、路上の駐車は避けて道路を空けるよう指導している。
期間中はゲイトウェイ・ブリッジの通行料金は無料。バスレーンも一部を除いて一般車両に開放される。

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通行止めになった Riverside Expressway

今回の事態は、図らずも、ブリスベンの環状道路ネットワークの欠陥とブリスベン川を渡る道路の不足を浮き彫りにする形になった。

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WHERE the bloody hell are they?

クイーンズランド州の旅行業界は、3月四半期の国内からの旅行客が前年比6.6%ダウン、海外からも5%ダウンという数字に意気消沈している。オーストラリア統計局の調査でも、6月のシェア率がゼロ成長を経験した。

この記事を伝える “Courier Mail” の日曜版 “Sunday Mail” のタイトルは、’Mystery of missing tourists’ 「行方不明の観光客の謎」。
オーストラリア観光業界挙げての一大キャンペーン “WHERE the bloody hell are you?” を皮肉って ‘WHERE the bloody hell are they?’ と手厳しい。

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産業界の情報筋によると、この落ち込みは日本、シンガポール、タイ、マレーシアなどの伝統的なアジア・マーケットからの観光客の興味が薄らいだことに起因するもので、国内的には、オーストラリア人は休暇を楽しむ代わりにプラズマ・テレビのような贅沢品の購入にお金を使っていると指摘している。

とかく論議を呼んだ1億8千万ドルをかけた “Where The Bloody Hell Are You?” の広告作戦も何の助けにもなっていない。
サーファーズ・パラダイス商工会議所の会頭でホテル業者のトム・テイト Tom Tate は、「ビキニ・モデルのララ・ビングル嬢 Lala Bingle を起用したあのキャンペーンの効果が現れるまでには何ヶ月もかかるだろう。」と言う。

産業回復への試みとして、州政府は、成長を見せる中国、インドの旅行市場への積極的な売り込みと、日本市場への更なる働きかけを行うことを発表した。
観光大臣マーガレット・キーチ Margaret Keech は、14日、「クイーンズランド州観光公社は日本での2番目の事務所を大阪に開設し、初めてインドでマーケティング・マネージャーを任命した。我々は、ゴールド・コースト観光公社と熱帯北クイーンズランド観光公社と一緒に、西日本に焦点を当てた誘致活動に力を入れていきたいと思う。」と述べている。

私の大好きなクイーンズランド。もっともっと日本からの旅人が増えて欲しいと願っている。
情報収集には、ぜひ次のサイトをご覧になっていただきたい。

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干ばつの影響で食料品も高騰

100年来最悪の干ばつの影響で、卵、ミルク、肉類などの食料品の価格が値上がりしている。

農業団体 AgForce の最高責任者 Brett de Hayr は、「長く世界の穀物輸出国の地位にあったオーストラリアも、このままでは輸入国に落ち込んでしまう。輸入は、穀物に付着してくる病虫害への対策などに多額の費用を要するため経済的ではなかった。しかし、国内産穀物の15年来の高値は、輸入も受け入れざるを得ないところまできてしまった。わが国の歴史の中で、穀物の大量輸入を考えたことは未だかってなかったことだが、そのシナリオも終わりを告げることになるだろう。干ばつは、もはや農業者だけの問題ではない。」と言っている。

小売業者、生産者などの団体は、穀物の収穫量が60%に落ち込むと予想しているが、飼料をそれに頼っている酪農業者、鶏、豚、牛の生産業者は大きな影響を受けることになる。

クイーンズランド南東部の住民は、間もなく干ばつが食料品価格に与える影響を自分の財布の中で直に感じることになるだろう。

スーパーマーケット Coles のスポークスマン Scott Whiffin は、「小売業者は心配している。我々が生産者から得た反応はすべて、干ばつの影響が本当にひどいということだった。推移を見守ってはいるが、これからどうなるのかは未だ分からない。」と頭を抱えている。

Australian Egg Corporation のジェームズ・ケラウェイ James Kellaway 社長によると、小麦の契約価格がトン当たり180ドルから310ドルに跳ね上がり、卵の値段は1ダース当たり20セントから30セント上昇している。

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そんな危機的状況の中で、ハワード首相は今日16日、干ばつ被害と戦っている農業者に対する3億5千万ドルの緊急支援策を発表した。
非常事態宣言が出されている18の地域の全ての生産者が対象で、収入補助と利子補給が2008年3月末まで延長される。

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